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上高地 2002.6.1〜6.2 テント泊単独
上高地BT〜明神〜徳本峠〜明神〜小梨平(テント泊)
1日目
松本 新島々 上高地BT 明神 徳本峠 明神 小梨平
4:14 4:42 5:05 5:20 6:50 7:05 9:20 9:50 11:30 13:40 15:20 15:40 16:20 -
2002.6.1
今回は、以前から行ってみたかった新緑の上高地だ。
雑誌などの写真で見たことがある残雪の穂高に新緑というあの構図が目に浮かぶ。
ネットで上高地の情報をチェックすると、明神のあたりではニリンソウが満開で新緑の真っ最中とのことだった。早速準備に取りかかる。今回は1泊2日のテント泊で小梨平にテントを張り、上高地を満喫することに決めた。
上高地ではこの時期、最低気温が0〜5℃との事で朝晩は冷えるらしくフリースをザックの中に忍ばせた。

金曜日は仕事を早めに済ませ速攻で帰宅。身支度を整え18:59のバスで岡山駅に向かう。駅前は週末ということもあり大勢の人で活気にあふれている。その中、80Lの大型ザックを担いで歩いていると珍しいのか視線を感じちょっとはずかしかった。
みどりの窓口で松本往復の切符を買う。なんばから21:42発の急行ちくまで松本へ向かう予定だが、席が取れないと睡眠の確保ができないので早めに新幹線に乗った。

新幹線の中ではちょうどワールドカップの開幕ということもあり、サッカーのユニホームを着ている人がちらほらと見受けられる。そうこうしている間に新大阪着。新幹線の改札を出て三田線でなんばへ向かう。難波へは20:56に到着した。ちくまが入ってくるまで50分程あったが10番ホームにはすでにザックを担いだ人が2、3人程、場所取りで待っていた。
しばらく待っているとちくまが入線してきた。驚いたことにオンボロちくまが新型車両になっていた。今回のちくまはリクライニングシートで座席間も広く新幹線とまでは行かないが、すこぶる快適になっていた。
また、もうひとつ気づいたことは乗ってくるサラリーマンが多いということだった。何年か前は、このちくまは登山列車と言っても過言ではないほど登山者が乗ってくるほどだったが、不況の波がこんなところまで広がっているのかと感じた。
松本までは6時間ちょっとの道のりだ。電車を利用すると移動中に睡眠が取れるので強行山行きにはもってこいだ。

朝4:14松本着。みどりの窓口で上高地までの往復切符を買った。
松本電鉄で新島々に向かう。車内ではちょうど朝焼けの時間できれいな朝焼けが山並みを照らしていた。新島々からはバスに乗り換えだが、満員御礼で大きなザックを膝の上に乗せなければならなかった。とても窮屈で、そして隣りに座ったうら若き女性が、大口を開けて気持ちよく寝入っていらっしゃったので、身動きも出来ず早く到着してくれ〜と心から願った。

上高地着。
河童橋からの眺めは雑誌でよく見る残雪の穂高と新緑が目にまばゆく、来てよかったと思った。この季節の上高地は素晴らしい。
しばらく写真を撮り、今日のテントを張る小梨平まで向かった。小梨平のキャンプセンターで受付を済ませ、700円を納めテントを張った。
テントを張って一息つくと8:30だった。それから明神を経て、徳本峠に向かった。明神までの道は小鳥がさえずり、新緑が目にまぶしかった。途中新芽をついばむ猿の親子が見れた。子ザルは目がくりくりしていて、柔らかそうな毛が見た目にかわいかった。子ザルが小枝の上で下の親ザルにかまってもらいたいのか大きな声で鳴いていても、親ザルは知らん顔で一生懸命新芽をついばんでいた。ほどなくして子ザルも疲れたのか、親ザルもお腹が落ち着いたのか、子ザルを連れてどこかへ行ってしまった。近所の人間の親子の行動を見ているようで少しおかしかった。

明神ではニリンソウが満開で、白い絨毯を広げているような光景が広がっていた。明神から徳沢に向かう道を途中で右に折れ、徳本峠へ向かった。始めの道のりはゆるやかな登りで、周りの景色を楽しむ余裕もあったが、途中からつづら折の急登になりあえぎながら登った。高度を徐々に上げると少しずつ展望が開けてきた。また雪渓が残っている沢が何本もあり、シュルントの下からは涼しげな風が汗をかいた体に心地よかった。つづら折の急登が終わり右に道を曲がると徳本峠に到着した。11:30だった。

徳本峠では中学生の団体さんの入山があったようで、豚汁のサービスをしていた。中学生だけかなと思っていたら太っ腹なご主人から「おにーさん!サービスですのでどうぞ!」と勧められありがたく頂戴した。疲れた体に豚汁はおいしかった。食事をしている時に「展望台まで45秒!」という看板が見えたので食事を済ませ展望台まで行ってみた。展望台までは45秒以上かかったが、そこからの明神、穂高は素晴らしい展望で、西穂、間ノ岳、天狗の頭、ジャンダルム、奥穂、前穂と大パノラマが広がっていた。しばらく展望を楽しんだ後、樹林帯を散策し(ちょっと1時間ほど道に迷い...)13:40徳本峠を後に下山した。下山には足取りが重く15:20明神着。明神から小梨平までのんびりと歩き16:30にテントに戻った。

夕方、山には雲がかかって夕焼けは望めない状態だったので夕食にすることにした。今日もおきまりのレトルトカレーとハンバーグにししゃもの缶詰だった。
小川で冷やしておいたビールを2本いただき、酔いも回ってきたので19:30と早々に就寝した。。
2日目
2002.6.2
4:30起床。
相変わらず朝は弱く頭がボーっとする。少しだけ頭が痛い。
「昨日飲み過ぎたせいかな」と思いながらテントのジッパーを開けて外を眺めると穂高には厚い雲がかかっていた。「今朝は染まらないなあ」とおもむろに煙草に火をつけシュラフの中でまどろんだ。
それからバーナーを準備し、湯を沸かしコーヒーを淹れた。朝のコーヒーの香りが体を眠りから覚めさせてくれる。
少しの朝食を取り、ボーっとしておくのももったいないので撮影の準備をして外に出た。朝の空気はひんやりしてすがすがしい。
小梨平から河童橋まで新緑や小梨の花などを撮影しながら1時間かけて進んだ。
河童橋の五千尺ホテル前では小梨の花が満開に近く、小さな白い花がきれいだった。河童橋で穂高の雄姿をしばらく眺め、テントに戻った。
天気もよく名残惜しいが、明日は仕事なのでテントの撤収を済ませ10:50新緑の上高地を後にした。

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